吉田無学の「唯言」

老春を楽しむ
青春という言葉がある。私の好きな言葉である。
同じように、壮年期には壮春が、老年期には老春という言葉があっていいと思う。
織田信長が本能寺で最後に幸若舞の敦盛を舞ったとある。
・・・人間五十年、下天のうちを比べれば、夢、幻の如くなり・・・敦盛の一節である。
この言葉から、当時の寿命は50歳くらいではないかと思われる。また元服という儀式もあった。
元服は15歳であったらしい。そうすると、15歳までが青春か?そして30歳までが壮年で働き盛り、30歳から老後が始まり、45歳が寿命と思われる。
近代、寿命が延び、昭和に入って20歳が成人式=元服とすれば40歳までが壮年期、それから60歳が寿命となる。こうしてみると、寿命に対して人生は3分割されているのかもしれない。
これを現代=人生90年時代=に当てはめるなら、30歳までが青春、60歳までが壮春、90歳までが老春となる。人生100年時代と言われるが、まあ90歳まででいいだろう。

青春期は学ぶことである。何をやってもそれは学びである。そして壮春期には青春期で学んだことを生かし何かを実行、何かを成し遂げる事。そして老春期には、60年間生きて来たノウハウを残すこと、が仕事であろう。私は古希を過ぎた。「古来希なる年齢」となった。
老春を「言葉を残す」ことに生きようと決めた。

幸いにしてこのページにたどり着いた青春期の人は、ここにあるカレンダーから何かを感じて欲しい。壮春期の人は、失敗のない実行をして欲しい。
そして老春期の人は、このカレンダーを真似して、自信の言葉を残して欲しい。
日本の人口の60歳以上の人の残す言葉が集大成したら・・・
(5人に一人が高齢者としたら、日本の人口12000万人の20%=2400万人、この人達が一人10の唯言を書いたら・・・24000万の標語が出来上がる、なんと素晴らしいことだろう)
私たちの子孫、そして日本の未来に何の心配もなくなるのではないか。

夢を膨らませれば、これらの言葉を翻訳し、世界に広めたいものである。